Aichi穂の国LC60周年

　Ａｉｃｈｉ穂の国ライオンズクラブ（旧豊橋東ＬＣ）の60周年記念例会が25日、豊橋市の「ロワジールホテル豊橋」で開かれた。会員をはじめ、来賓や地区役員、近隣クラブ役員ら74人が出席し、節目を祝った。　
　日本で３６４番目、地区では23番目のクラブとして、１９６１年12月20日に結成。翌年４月１日に認証を受けた。新型コロナウイルス禍で、周年例会を１年延期していた。
　鈴木秀典会長は「昨年で発足より60年。時代の流れと環境の変化でクラブの活動状況も変わっているが、ライオニズムの精神は発足当時から受け継がれている。新たに目標を変更し、地域にこだわらず次世代にこの栄誉を引き継ぎながら、さらに誇らしいクラブ運営を目指し未来へつなげていきたい」などとあいさつ。周年を記念し、地域猫活動をする支部を立ち上げたことを報告し、「地域のために何ができるか考え、地元の発展のため活動したい」と決意を語った。
　豊橋市の浅井由崇市長、岩田有司地区ガバナーの祝辞に続き、クラブのこれまでの活動報告を映像で紹介。力を入れた成分献血への協力や交通安全教室、老人ホームへの慰問といった継続事業に加え、新規アクティビティーとして、子どもたちと小動物との触れ合いを通した「命とふれあう授業」「猫の保護活動」を紹介。高性能捕獲機の寄贈計画なども披露した。また、スポンサークラブである豊橋南ＬＣの中尾彰宏会長へ鈴木会長から感謝状が贈られた。
【田中博子】