田原市長選 現職・山下氏が3選

2023/04/24 00:03(公開)
3選を決め、花束で祝福される山下氏=田原市の事務所で23日午後10時48分
 統一地方選の後半戦となる市町村の首長選と議員選が23日、投開票された。東三河では、首長選が田原市と東栄町で、議員選が豊橋、豊川、蒲郡の各市と北設楽郡3町村であった。首長選はいずれも現職が勝った。市議選は24日未明にかけて続々と当選者が決まった。
【取材班】

 田原市長選は現職の山下政良氏(74)が3選を決めた。2期8年で多くの施策を進めた実績が評価された。また渥美半島道路を計画路線化して実現を確実なものにする方針や「未来につなげる、子どもの夢を応援する」をテーマとした子育てや若者支援が有権者の支持を得た。
 新人で元市議会議長の大竹正章氏(53)との一騎打ちだった。投票率は49・68%で、2015年市長選より12・69ポイント減だった(19年は無投票)。
 山下氏は市環境部長、教育部長や国際交流協会理事長などを歴任して15年に初当選。昨年12月に3期目を目指し出馬を表明した。過去8年の中学校、保育園の統合と子ども園の開園▽津波避難施設やマウンドの整備▽親子交流館「すくっと」オープン▽渥美半島道路の構想路線化▽田原公共ふ頭の耐震強化岸壁と水深10㍍化の決定―などの実績をアピールした。
 この日午後10時半過ぎ、当選の報が届くと、山下氏は事務所に姿を見せ、支援者らとともにバンザイした。続いて満面の笑みで花束を受け取り、支援への感謝の言葉を述べた。
 一方、敗れた大竹氏は透明な市政の実現と情報公開による合意形成などを訴えた。現市政とは事業の優先順位に異を唱えたが支持が集まらなかった。
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 光生会 藤城建設 虹の森 さわらび会 蒲郡信用金庫 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国