大雨で農作物に大きな被害 国と県に支援求める

2023/06/08 00:00(公開)
野中副農水相に要望書を手渡した一行=農水省で(提供)
 2日の大雨で農業への大きな被害を受けた東三河地方の首長らが6日、副農林水産相の野中厚氏に対し、総合的な支援を求める要望活動をした。
 訪れたのは、豊橋市の浅井由崇市長、豊川市の桑野研吾副市長、蒲郡市の鈴木寿明市長、新城市の下江洋行市長、田原市の山下政良市長、幸田町環境経済部の鳥居靖久部長。自民党の今枝宗一郎衆院議員(愛知14区)と根本幸典衆院議員(愛知15区)、江口幸雄副知事、豊橋農協の伊藤友之組合長、豊橋温室園芸農協富永諭司組合長も同行した。
 東三河では、施設園芸は水没で農作物が出荷できない状況にある。各種栽培装置も水没した。水稲や露地野菜、果樹も被害を受けている。新型コロナウイルスに続き、物価高騰により苦しい農業経営を強いられている中で被害となった。
 野中副農水相は「まだまだ被害は増えてくると思う。省全体で共有し、何ができるかを各課でしっかり考えさせたい」と述べた。
 また、自民党東三河県議団は7日、東三河県庁で江口副知事に対し要望活動をした。被害復旧について、予定事業に影響を及ぼさないよう必要な予算を確保して対応する▽被害を受けた農業者らに十分かつ迅速な対応をする▽事業者の資金繰り支援に万全を尽くす―などを求めた。
 訪問したのは、新城市の峰野修氏、田原市の山本浩史氏、豊川市の藤原宏樹氏、豊橋市の丹羽洋章氏、杉浦正和氏、中村竜彦氏、豊川市の浦野隼次氏の7人。
【山田一晶】
江口副知事に要望した自民党東三河県議団=東三河県庁で
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