「豊橋祇園祭」の奉納手筒花火作り佳境

2023/07/20 00:00(公開)
手筒花火に縄を巻く氏子ら=豊橋市札木町で
 豊橋三大祭りの一つ「豊橋祇園祭」が21~23日、関屋町の吉田神社などで4年ぶりに全面開催される。氏子8カ町は21日に奉納する手筒花火作りに追われている。
 そのうちの一つ札木町では16日、札木会館に25人が集まり、手筒花火作りに励んだ。この日は縄巻き。放揚中に竹の破裂を防ぐためで、竹の周囲にしっかりと巻いた。縄の隙間がないよう木づちでたたきながら作業を進めた。久しぶりの作業となった。
 手筒花火は豊橋発祥とされており、1558年に今川義元の家臣で吉田城代だった大原肥前守が吉田神社へ奉納したのが始まりとされる。以来、豊作や無病息災、家運隆盛を念じて続いている。
 札木町の最高齢は鈴木伸欣さん(81)。「息子、孫と3代で手筒を揚げるのが夢。高校生の孫が奉納できるにはまだ数年かかる。それまでは頑張る」と話していた。
【竹下貴信】
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