豊川市市田町の「赤塚山公園」で「公園30周年イベント―ミライにカケル」が９月２日に開かれる。市制施行80周年記念事業の一つ。昼は子どもたちが楽しめる体験、夜は大人も楽しめる公園をコンセプトにする。市は21日の記者会見で概要を説明した。
　１９９３年に開園した。無料で楽しめる淡水魚水族館「ぎょぎょランド」や、ふれあい動物園「アニアニまある」があり、年間約40万人が訪れる。今年４月にリニューアルオープンし、水の演出が堪能できる噴水がお目見え。動物と触れ合える広場が拡充し、大型遊具が登場した。
　昼は、公園のポニー「ミライ」と「カケル」に加え、当日限定の馬が来場して乗馬体験（２００円）ができる。また豊川出身の絵本作家かべやふようさんの読み聞かせがある。ともに27日までに申し込む。このほかワークショップ、クイズラリー、和太鼓演奏や、よさこい踊りなどもある。
　夜は、ぎょぎょランドの夜間特別開館や噴水イルミネーションなどが楽しめる。噴水は高さ４㍍まで水が噴き上がり、光と音の演出で幻想的な雰囲気を堪能できる。
　豊川市出身のラジオＤＪ小林拓一郎（コバタク）さんが総合司会を務め、イベントを盛り上げる。また臨時駐車場としてイオンモール豊川が利用でき、シャトルバスを運行する。
　昼の部は午前９時～午後３時、夜の部は午後５時半～同８時。問い合わせは赤塚山公園（０５３３・89・８８９１）へ。
【竹下貴信】