豊橋市新栄町の酒類業務用卸と販売「寿酒販」は3日、地域への感謝を込めて50周年祭「寿万博」を店舗敷地で開いた。利用客や近所の人ら約1000人でにぎわった。
開会式で大野建社長は「お客さま、メーカーさん、問屋さん、支えてくれる従業員のお陰で50周年が迎えられた。きょうの秋晴れが寿酒販の未来を象徴するようでうれしい」などとあいさつした。
会場ではキリン、サッポロ、サントリー、アサヒの4社がブースを設けて生ビールなどを提供したほか、市内の飲食店「鳥善」「飛騨路」協力の飲食ブース、玉入れや射的、菓子詰め放題などの縁日ブースが並んだ。ステージでは「バルーン&ダンス」のパフォーマンスや、かわいらしい猿回しがあり、来場者の歓声と拍手で盛り上がった。
寿酒販は1974年10月、業務用酒類卸を専門に取り扱う酒販店として同市花田町に設立。80年に刈谷市に西三河の販売拠点を設け、85年には配送センターを新栄に移転、86年に本社屋に小売部門を作った。一昨年12月に配送センターのある新栄町に店舗を移転した。
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愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
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