豊橋市立中学校の生徒会役員、執行部が集まり、よりよい運営のために意見交換などする「活動研修会」が25日、同市の「穂の国とよはし芸術芸術劇場プラット」で開かれた。22校の計約４００人が参加した。
　市教育委員会が主催、豊橋南ライオンズクラブが協賛。情報交換で学んだことを参加者が学校に持ち帰り、生徒会活動をさらに活発にさせる。毎年、豊城中学校を会場に、分科会と全体会で各校の生徒会活動の様子や自校自慢を発表する。新型コロナウイルス禍でオンライン開催を続けていたため、対面は３年ぶり。普段は非公開だが、豊橋南ＬＣの65周年記念事業を兼ね、長年の活動を見てもらおうと今回はプラットで開催した。執行部以外の生徒や保護者らも見学に来た。
　活動研修会は生徒が進行した。前半は分科会で各生徒会の取り組みや課題を話し合い、後半は全体会が開かれた。全体会ではクイズなどで場を和ませた後、分科会で意見が出た「学校と校区とのつながり」「あいさつや清掃、ペットボトルキャップ集めといったキャンペーンの内容」「文化祭での学校独自の出し物」などについて意見を募った。代表生徒会長によるシンポジウムもあった。各生徒会は今後の活動に生かす。
【田中博子】