豊川市諏訪西町の工務店「イトコー」は、豊川商工会議所で「多様性時代の人財確保&定着方法セミナー」を開いた。地元企業の20人が参加した。
アフターコロナで人手不足の中、中小企業はどのように採用活動を進め、従業員として定着してもらうためには何をすればよいのかを知ってもらう企画。
講師は工業高校で長年勤務した竹本禎久さん。竹本さんは「高校生の採用はタイミングがあるので、年間計画を立てる必要がある」と説明した。「今なら9月中旬の二次募集が始まるのに合わせて、高校を訪問することが重要。それが次年度への布石になる」と解説した。
また特定技能を持つ外国人採用について「今後の人口減少を考えていくと、採用計画を視野に入れることが重要。優秀な人材も多い。しっかりと教育することで成長していく」と述べた。
定着には教育と職場環境が重要とし、「一人ひとりに合わせ、指導方法を考え、モチベーションを上げるための取り組みが大切になる。職場環境は昔ながらの書類が山積みの事務所より、スッキリと明るい方が受け入れられる」と語った。職場の環境改善では同社のフリーアドレス制導入の事例をあげ、「部署ごとの垣根がなくなり、横のつながりが良くなった。新入社員と先輩社員が一緒に仕事がしやすくなった」と説明した。
【竹下貴信】