蒲郡市長選 鈴木氏が再選

2023/10/09 00:01(公開)
当選した鈴木氏=蒲郡市旭町の事務所で
 任期満了に伴う蒲郡市長選は8日投開票され、現職で無所属の鈴木寿明氏(61)=自民、公明、国民民主、立憲民主推薦=が、新人で語学教室経営の壁谷喜八郎氏(70)を破り、再選を果たした。投票率は過去最低を更新し34・23%だった。

 同市旭町の事務所に当選の知らせが届くと、拍手が起こった。鈴木氏は支援に感謝して集まった人々に頭を下げ、満面の笑みを浮かべた。
 選挙戦では「ONE FOR ALL FOR ONE」と題し、七つの方針と100の政策を提案。市民病院の災害拠点病院指定や医療ツーリズムの発展▽これまで4年間の子育て支援に加え、さらにきめ細かく切れ目のない子どもファースト政策として、公共施設の再編や体育館に空調整備の設置などに取り組む▽竹島一帯の「東港地区」開発やリーディングプロジェクトを進め、まちのにぎわい創出につなげる-などの実現を訴えてきた。
 一方で壁谷氏は、新型コロナウイルス禍の危機管理やシティセールス政策、西浦と形原の一部宿泊施設が経営破綻するなどの事態を疑問視。マリンレジャーの推進と観光イベントによる経済活性化、南海トラフ地震に対応可能な防災強化、子育て支援の充実を重点政策として取り組むと訴えていたが及ばなかった。
 当日有権者数は6万4422人。
【林大二朗】
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