全国の夜景観光士が決める「International Illumination Award(IIA)」が5日、蒲郡市の蒲郡商工会議所で開かれた。市内のテーマパーク「ラグナシア」がイルミネーションイベント部門「優秀エンタテインメント賞」で2位を受賞した。
一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」とイベント企画会社「ぴあ」の主催。昨年、「イルミネーションアワード」から改称した。グローバルな観光業界で活用できるブランドへと昇華し、イルミネーション文化を新たな価値として発信することを目的としている。
部門は、IIAで最も優れた施設と企業を表彰する「年度最優秀賞」▽夜間のまちづくりを意識して取り組む自治体や地域団体を評価する「まちづくり」▽サステナブルや省エネルギーなどの技術的評価をした「環境」▽新技術で演出した「テクノロジー」▽海外で魅力ある光のイベントや作品を表彰する「インターナショナル」▽夜景観光士の投票で決定した「イルミネーションイベント」-の六つ。
ラグナシアは、「生命の光」をキーワードに園内に「海」「陸」「空」の三つのエリアを設置し、ストーリー性を取り入れた。芝生広場に、高さ10㍍のシンボルツリーを囲む雲海とオーロラをモチーフにしたイルミネーションを新登場させた。運営するラグーナテンボスの小寺康弘社長は「雲海とレーザーで表現したオーロラが評価されたと思います」と笑顔。
1位は長崎県佐世保市の「ハウステンボス」、3位は神奈川県相模原市の「さがみ湖イルミリオン」だった。
夜景観光コンベンション・ビューローの丸々もとお代表理事からプレートを贈られた小寺社長は「昨年は同じ部門で3位だったので、来年は1位を目指します。今年もプールの上に花手水(ちょうず)を浮かべた新しいイルミネーションが登場しました。全面的に宣伝していきたい」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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