【豊橋市長選】陣営に聞いた「私はこう見る」

2024/11/07 06:00(公開)

 任期満了に伴う豊橋市長選は10日の投開票まであとわずか。新たな政策課題がはっきりしない中、主要候補を推す各陣営に今回の選挙戦に対する考えを聞いた。

 

近藤喜典氏陣営

市議 山本賢太郎さん(51)

 

 市議の同期で年齢や境遇が近く、13年の付き合いです。

 

 今回の選挙では「ワクワクするまちづくり」を訴えています。豊橋の未来へ希望を選択する戦いです。かつて豊橋の中心街は何でもそろい、非日常感にあふれる活気がありました。近藤さんが掲げる屋台街構想、のんほいパークの赤字解消などの施策は、将来への期待感と具体性に富んでいます。そこをしっかり訴えたいです。

 

 SNSの閲覧は増えましたが、投票に直結するかは未知数。演説会など有権者との対話で支持を固めたいですね。

浅井由崇氏陣営

医療機関事務長・林順美さん(78)

 

 今回の市長選は「安定した豊橋をしっかり前進させるが、後退させて混乱してしまうか」を選ぶ戦いです。まちづくりを進めるには、浅井さんの再選が不可欠です。

 

 豊橋公園での新アリーナと公園東側エリアの一体整備は、まちのにぎわい創出と防災拠点として安心できる市民生活に役立つ施設です。浅井さんの演説を聴いた有権者からも「腹に落ちた」と理解が進んでいるのが伝わってきます。投票率は前回並みの40%台前半とみています。多くの有権者に注目してもらい、より多い投票行動につながってほしいです。

長坂尚登氏陣営

会社経営・藤田茂樹さん(68)

 

 新アリーナの反対者が一定数いますが、市議時代の支持者のほかは未知数です。市政報告などで市民との対話を重ねました。告示後は郊外中心の街宣やポスター貼りで露出を高めました。戦術の中心は「各ボランティアによる街宣」です。ビラ配りで知名度が上がりつつあります。

 

 「楽しい子ども時代を過ごせるまち」が最重要の訴えです。それに「自ら自分たちのことを決める」まちへ向け、対話重視の政治が目標です。

 

 投票率は1%下がるとみています。有権者の反応はよく、得票につなげていきたいです。

 

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