東三河法人会青年部会は12日、東三河の小中学校を対象にした「第22回法人会税金クイズ」で優良学校賞に選ばれた小中学校と、全問正解者の中から抽選で決めた「１等当選者」に感謝状を贈った。
　青年部は会員を講師として小中学校で出前授業をしているほか、市民講演会など地域社会への貢献活動にも取り組んでいる。税金クイズは例年、児童生徒に税についての理解を深める目的で開いている。クイズに積極的に取り組む学校を表彰してきた。
　今年度は東三河の小中学校１５０校から応募があった。優良学校は、蒲郡市立蒲郡東部小学校と田原市立赤羽根中学校が選ばれた。１等当選者には、豊川市立八南小学校６年の小田瑞樹さんと蒲郡市立蒲郡中学校２年の吉田塁さんだった。赤羽根中学校の表彰式は18日に予定している。
　この日、竹内則裕部会長と社会貢献委員長の岩瀬康義さんらが各校を訪問した。蒲郡東部小学校では尾崎佳孝校長に、蒲郡中学校では吉田さんに感謝状と記念品を贈った。
　吉田さんは「クイズを通して、いろいろな税や制度を知ることができた。大人になっても関わってくるので、今からでも勉強したい」と話した。
　竹内部会長は「これからも、税について楽しく学んでほしい」と述べた。
【林大二朗】