豊橋で「豊隆会」が総会と懇親会

2024/02/29 00:00（公開）

社会

あいさつする鈴木会長=ホテルアークリッシュ豊橋で

　調理師らでつくる中部日本料理研究会「豊隆会」は28日、豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で「第92回総会・懇親会」を開いた。
　懇親会には会員と来賓、関係者ら約１２０人が出席した。楽団の演奏、能登半島地震の犠牲者への黙とうの後、鈴木良昌会長があいさつ。総会では昨年度の事業報告や会計報告など満場一致で承認されたことを報告した。
　「今年度は大きく事業を変えたいと思っている」とし、今後は会報などインターネットを使った情報共有をしていくことを述べた。調理人の資質向上に力を入れること、８時間労働の問題を考えていくことなど時代に即した活動の展開の必要性についても語り、「今年１年で組合としての形を作っていきたい」と呼び掛けた。
　名古屋ガーデンパレスの稲石高康さんへの県調理師会会長賞や、永年勤続者表彰の後、豊橋市の浅井由崇市長、最高顧問の山本明彦元副金融担当相らがあいさつ。地元の食文化を支える会に期待を寄せた。会場では実家が被災した仲間への募金活動もあった。
【田中博子】

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