豊橋市小向町の「デイサービス吉田方」で4月に始めた「アクティブコース」が利用者に人気だ。椅子に座って赤いひもを引っ張り、ストレッチと体幹を鍛える「レッドコードエクササイズ」を採り入れた。施設長で経営する「ティプラン」の戸澤栄人社長は「デイサービスで一日を過ごしながらしっかり運動ができるプログラム」とPRしている。
2004年に開所。マンションの1階部分にあるデイサービス施設だ。20年目となり、他のデイサービスとの差別化を図ろうと、今年2月に試行、4月から本格導入した。
もともと、リハビリ先進国のノルウェーで発祥したエクササイズだという。医療、予防、スポーツ・パフォーマンス向上など、多様な分野で使われる。
天井からぶら下げた赤いひもを両手でしっかり握り、本人は椅子に座る。長さが調整できるので、最適な位置でのエクササイズが可能だ。また負荷の掛け方もトレーナーが調節できる。
戸澤社長によると、ほかのデイサービスでも体を動かす設備があった。ただ、もともと身体機能の高い高齢者の「ジム」のようになっており、初心者や体の弱った人は利用しにくかった。
だが、レッドコードは「転ばないようにしたい」「歩いて買い物にいきたい」「元気で自宅で暮らしたい」といった希望に応えられるエクササイズを提供する。「関節の可動域を広げ、体幹を鍛えられる。初心者でもできます」と戸澤社長。
アクティブコースはレッドコードエクササイズととコグニサイズトレーニング(認知症予防訓練)がある。通常の機能訓練も受けられる。午前9時から午後4時20分まで。戸澤社長は「適度な疲労感を得られ、家ではぐっすり眠れます」とアピールしている。
問い合わせは「デイサービス吉田方」(0532・34・7870)へ。
【山田一晶】
機能訓練。見本のように、洗濯ばさみを取り付ける
施設外観