フリマサイトを運営する「メルカリ」(本社、東京都)は、蒲郡市や蒲郡商工会議所、市観光協会と連携して地域活性化に向けた事業を始める。同社が提供する空き時間で仕事ができるサービス「メルカリハロ」を活用する。全国の自治体などと協力して取り組むのは初めて。
市とは2022年に連携協定を結び、循環経済に関する施策に取り組んできた。今回は全国各地で深刻化する労働不足の問題や副業ニーズが高まっていることに注目し、蒲郡の主要産業の一つである観光業などが抱える問題解決に取り組みたいと企画した。
事業を通じて人手不足の解消と地域産業を活性化させるとともに、市民の多様な働き方を支援する。また、今後さらに全国各地に事業を拡大させ、地域の課題解決につなげていく。
メルカリハロは単発、短時間、簡単に働ける「スポットワーク」として今年3月に運用が始まった。履歴書や面接が不要でシフトにしばられず、当日給与が支給されることから、40代を中心に500万人が利用している。
4者は連携し、事業者と働き手向けのセミナーの開催や各種サポートをしていく。10月7日には事業者向けにスポットワークの活用セミナーを商議所またはオンラインで開く。メルカリ関係者が活用事例や労働市場の変化を話す。参加無料。時間は午後2時から3時半まで。申し込みは商議所で。
同26日には、市内外の働き手向けの講座を市役所で開く。定員は15人で先着順。9月25日に発行する市の広報紙に記載したQRコードから申し込みができる。
【林大二朗】