豊川市を拠点に活動するまちおこしのボランティア団体「豊川いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」が、台湾の高雄市で21~22日に開かれた「B1グランプリ」に出展し、3位のブロンズグランプリを獲得した。高木謙太朗隊長らが25日、豊川市役所を訪れ、竹本幸夫市長に報告した。
これまで「B1グランプリ」は日本各地で開かれていたが、台湾から「ご当地グルメでまちおこしをしている取り組みに興味がある。ぜひ開いてほしい」の依頼があり、海外で初開催することに。グランプリを主催する「愛B(アイビー)リーグ」に加盟の14団体が参加した。2日間で約20万人が訪れた。
豊川は、葉ワサビ、五目、白いなりの3種セットを販売。1008食が売れた。現地では隊員だけでなく、台湾にあるオーエスジーの工場の社員らがボランティアで協力した。キャラクター「いなりん」も登場し、大人気だった。
これまでグランプリには8回出場しているが最高は6位で、今回はベスト3に入れた。ベスト3になると話題になることが多く、観光客の誘客に効果が期待できるという。
高木隊長は「チームが一丸となり、雰囲気がとても良かった。食べた人たちが、おいしいと言ってくれ、五目に何が入っているかなどの質問もあり、反響が大きかった」と話した。竹本市長は「台湾の人たちが、豊川観光に来てくれるきっかけになる活躍をしてくれました」とねぎらった。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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