田原市日出町の伊良湖神社で、大みそかから元日にかけての火祭り「ごせんだらまつり」が開かれた。
海洋民族が先祖とされる地域で、豊漁や無病息災を願う祭礼として江戸時代に始まったとされる。「せんだら」は、サンスクリット語で「南方印度(天竺=てんじく)の民」を意味するとされる。
呼び物は境内で起こした豪快なたき火を使っての「火祭り」。燃え盛る御神火に男衆が次々とたいまつを放ち、舞い上がる火の粉を浴びて無病息災を願う。戦前までは境内のあった伊良湖岬付近の宮山で催し、山の炎が対岸からも見えたとされる。
境内では元日午前0時過ぎから、男衆が用意された火に飛び込んで身を清めた。市内の松浦陽一さんは「見応えがあった」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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