田原の藤城運輸が小学生に出前授業

2025/02/01 00:00(公開)
25㌧車を見学する大草小児童=大草市民館で

 田原市立大草小学校の5年生14人が1月30日、同市の貨物運送「藤城運輸」の出前授業を受けた。最新の大型トラックの荷台に乗ったり、冷凍車の荷台を体験したりして楽しみながら学んだ。

 

 業務に使われている25㌧車と4㌧冷凍車と、運転手が学校近くの大草市民館を訪れた。児童はヘルメットを被り、リフトやはしごを使って荷台に乗った。

 

 25㌧車の貨物の固定に使うベルトなどの装備や、荷台の高さを合わせるエアサスペンション、側面が開くウィングボディーなど車の仕様について聞いた。

 

 4㌧冷凍車の荷台の中に入り、氷点下を体験した。25度からマイナス25度まで調節できる。児童は寒くなっていく荷台の中で元気に温度計を読み上げ、零度以下になると歓声を上げた。

 

 その後、運転手の話を聞いた。北は北海道、南は熊本県まで行ったことがあるという。東京都との往復で約700㌔を移動したり、ルートによっては一日中フェリーの中にいるという話を聞いて、子どもたちは驚いていた。日出柄心宥さんは「こんなに大きいトラックは初めて見た」と話し、及部稀翔さんは「冷凍車の中が思ったより寒かった」と感想を語った。野村悠人さんは「いろいろなトラックでいっぱい運んでいて、すごいと思った」と話した。

 

 藤城啓丞社長は田原の野菜が消費者までどうやって届くかなど、業務について紹介した。藤城社長は「運送は目立たない仕事だが、皆さんの生活を支えていることを知ってほしい」と語った。

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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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