【田原】菜の花と蜂蜜を副原料にした黒ビール「菜の花スタウト」を新発売

2025/02/09 00:00(公開)
新作の黒ビール「菜の花スタウト」を発売した藤城さん=伊良湖菜の花ガーデンで

 田原市東赤石5のクラフトビール醸造所「High Life Brewing」は8日、市内で収穫した菜の花と蜂蜜を副原料にした黒ビール「菜の花スタウト」を新発売した。「渥美半島菜の花まつり」を開催中の伊良湖菜の花ガーデン(同市堀切町)で、お披露目と販売会があった。

 

 醸造所と飲食店を営む藤城佳央さんが、菜の花と地元養蜂家から提供された蜂蜜を使って数量限定で売り出した。

 

 沸騰させた麦汁に、食用菜花の先端のつぼみと蜂蜜をホップと一緒に加えた。蜂蜜の甘い香りに菜花とホップのほろ苦さが特徴のスタウト(黒ビール)に仕上がった。すっきりとした切れのあるのど越しだという。

 

 醸造所を開いた2023年以来、藤城さんは市内産のトマトやメロンなどの地ビール作りにも組んだ。菜の花を生かした環境と農地保全のプロジェクトに賛同し、昨年11月に「菜の花エコサポーター」にも登録した。

 

 地場農産物を使ったビール作りについて、藤城さんは「市内には副原料となる農産物がたくさんある。生産者との連携で人のつながりもできてうれしい」と述べた。

 

 300㍉㍑瓶で1本930円(税込み)。「田原めっくんはうす」など市内三つの道の駅などで650本限定販売する。藤城さんが営む同市田原町のブルーパブ「タマリバ」ではたる詰めしたものをサーバーで提供する。

 

 予約、問い合わせは藤城さん(080・5105・9258)へ。

650本限定販売の瓶ビール
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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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