地域課題の解決をスタートアップ企業と目指す県の取り組み「アイチコークリエーションスタートアッププログラム2024」を利用し、豊川市と豊川商工会議所、豊川信用金庫は、名古屋市の建設テックスタートアップ「エムバース」と協力して下水道整備の効率化を目指す。
同社が開発した地下埋設物をスマホやタブレットで表示するアプリ「ジオマッパー」を使い、従来の紙図面と比較して、どれだけ確認がしやすくなるのかを検証する。
紙図面では、図面の情報を正確に読み取るのに経験が必要だった。アプリを使えば、どこに下水管が埋設され、どちらの方向に流れているのかが一目で分かる。
活用例としては、道路が陥没した場合、下水管などが埋設されていた場所の上に穴が開いていたら、埋設管が原因ではないかと推測できる。また道路が冠水した場合、マンホールのふたが外れているなどの危険性があるため、従来だと見えないため杖などで探りながら進む必要があったが、埋設管がある場所が分かれば、そこを避けて移動できる。工事の段取りも分かりやすくなる。
市では「実際にアプリがどれだけ活用できるのかを調べて、下水道の維持管理などに使えることができれば助かる」と話す。
購読残数: / 本
1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
週間ランキング
豊橋で「夜店」始まる 豊川のプリオにロピア初出店へ マケイン第8巻発売、聖地の「精文館書店本店」に長蛇の列 【豊橋新アリーナ】反対派市民団体が住民投票条例可決受け勉強会 「運動は自由」も公選法影響 【三遠ネオフェニックス】CS準決勝で琉球に敗戦、初の決勝進出ならず 【豊鉄バス】初の外国籍路線バス運転士、中国出身の鈴木さんデビュー 秋篠宮さまが9年ぶりに豊橋を訪問 日本動物園水族館協会の通常総会に出席 マケインのベスト定規、豊橋発の地元コラボ 【三遠ネオフェニックス】2度の延長戦も・・・琉球に惜敗 CS準決勝は第3戦へ 桜丘高卒業のバスケ選手2人が米国へ日付で探す