小説執筆のワークショップ「みんなで書こう!マケインの舞台で作家体験!!」が15、22の両日、豊橋市の「まちなか図書館」で開かれた。22日には、東三河を舞台に高校生たちの青春を描いた「負けヒロインが多すぎる!(マケイン)」の作者、雨森たきびさんが参加者の書いた短編小説を講評した。
県内外から16人が参加。作家活動や本に興味を持ってもらおうと、図書館と愛知大学ミステリー同好会が企画した。
初日は、同好会のメンバーが講師となり、参加者が4人1組のグループとなって「負けヒロイン」がテーマの物語を制作。主人公のキャラクターや肩書などをくじ引きで選び、要素をつなげ、15分ほどで小説を作った。執筆経験者でも「時間がなくて大変だった」と漏らした。
2日目は、出来上がった小説を雨森さんが1グループ15分ほどでフィードバックした。「伏線の回収が素晴らしい。情報の一つひとつがほかの表現を受けることで、前の言葉が生きる」などと高評価を与えていた。
ワークショップ終了後には、質問コーナーがあった。作家を目指すうえでの心掛けについて雨森さんは「電子、書籍などの媒体、出すコンクールによって求められる作風は異なることを踏まえ、自分の書きたいように書くのがいいのでは」とアドバイスした。
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1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。
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