蒲郡市三谷町の竹内杏里さん(18)は、県代表として2023年7月に鹿児島であった「第47回全国高校総合文化祭(2023かごしま総文)」と24年に岐阜県で開催した「第48回清流の国ぎふ総文」に出場した。2月27日、蒲郡市役所を訪れ、鈴木寿明市長に報告した。
竹内さんは、2月まで岡崎城西高校に在学していた。絵を描くことや粘土工作が好きだったことから、美術部に入部した。活動中は、ダンボールや粘土などを使い、好きな野菜をモチーフにした立体作品の制作に取り組んだ。
かごしま総文には、1年生の時に初めて制作した高さ90㌢のカボチャを、ぎふ総文では2年生の時に作った高さ1・3㍍のピーマンの作品を出品した。
春から名古屋芸術大学に進学し、造形などのアート作品の技術と知識を身に付けながら、表現の幅を広げていくとしている。
この日、竹内さんは総文に出したカボチャとピーマンのほか、トマトの作品を持ってきた。鈴木市長に見せながら、美術部での活動や作品造形への思いなどを話した。
竹内さんは「これからはいろいろな挑戦をしながら、好きな野菜作品の制作にも力を入れていきたい」と話した。
購読残数: / 本
愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
週間ランキング
【倒産】豊橋の「ケイワークス」はどんな企業?急成長の裏側に手作り家具と高性能バッテリー 豊橋ケイワークスが破産申請 メーカー不正認証も影響か 倒産直前に市と防災協定 豊川のプリオにロピア初出店へ ビッグデータで農作物生育管理 【豊橋新アリーナ】解約事由で事業者と隔たり 市議会質疑で見えた認識の違い 豊川稲荷門前に「門前テラス縁福」が12月オープン 着工前に地鎮式 【動画あり】人や物、夢をつなぐ国道23号名豊道路が全線開通 通行止めの長篠橋 新城市が撤去後に架け替えしない方針 【市長選ビラ問題】豊橋市議会5会派が再び緊急質問、期限内に長坂市長の回答なし 【豊橋新アリーナ】市議会4会派が市民向け説明会初開催 定員上回る200人参加日付で探す