日本伝統の発酵食品「濱納豆」の生産販売「國松本店」(豊橋市船町)が、「はまなっとうの日」(7月10日)にあわせて、期間限定で新商品の焼き菓子「醸(かもす)」を発売した。
東三河県庁による「フェムテック」に関する商品開発のサポートを受けた。同市西幸町の洋菓子店「ベルカント」と共同開発し、洋菓子の「スノーボール」のような雰囲気で、中に濵納豆が一粒入っている。濵納豆の塩味がおいしさを引き立てる。
フェムテックは「Female(フィメール)」(女性)と「Technology(テクノロジー)」(技術)を組み合わせた造語で、生理や更年期など女性特有の悩みを先進的な技術を用いて解決を目指す。濵納豆は大豆を主原料とする醸造発酵食品で、大豆イソフラボンと発酵食品が女性の体に良いと考え、フェムテック商品に応募、採択された。
國松勝子社長、長女の千純さん、次女の貴子さんは「材料にもこだわって開発した商品です。おいしく食べて、健康になってください」とPRする。
醸の4個入り三つとカップ濵納豆(22㌘)がセットで2000円(税込み)。予約制。予約は8月1日までに國松本店(0532・52・5252)へ。
購読残数: / 本
1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
週間ランキング
日付で探す