田原市が小中学校などにアジア大会応援給食提供

2025/07/18 00:00(公開)
インド料理を楽しむ児童=田原市立衣笠小学校で

 田原市は17日、市内の保育園や小中学校など43カ所でアジア大会応援給食としてインド料理を提供した。大会を契機としてアジア各国、地域との交流を図る「アジア・フレンドシップ事業」の一環。

 

 田原市はサーフィンの競技会場となっている。応援給食は児童生徒の異文化への理解を深めるとともに、アジア各国を知る機会につなげる。

 

 今回、1951年の第1回開催地だったインドの食文化を知ろうと、キーマカレーやナン、レモン風味のサラダ「カチュンバル」、発酵乳を提供した。

 

提供された給食

衣笠小全児童も笑顔

 

 市立衣笠小学校では全児童323人がカレーと一緒にナンをおいしそうに味わったほか、インド文化やアジア大会についての知識も深めた。

 

 6年生の藤城明奈さんは「珍しい給食を食べられて新鮮な経験だった」「日本とインドの食事が違いを知ることができてよかった」と笑顔で話した。

 

 市は来年3月末までに台湾やベトナムなどの料理を給食として振る舞う。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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