豊橋好きが公式マスコットの声|カリオンビルのPR動画制作でオーディション

2025/08/18 00:00(公開)
オーディションに挑戦する参加者=カリオンビルで

 豊橋市松葉町の市民センター(カリオンビル)は17日、公式マスコットキャラクターに声を入れたPR動画を制作するにあたり、豊橋が好きな人を対象にした声優オーディションを開いた。

 

 市民活動の拠点となっているカリオンビルでは2022年に、施設に親しみを持ってもらうため、市内在住のイラストレーター「きよ」さんの協力で、五つのマスコットを制作した。グッズを作ってイベントなどで配布してきた。

 

 動画はマスコットを通して分かりやすくセンターの活動内容を説明し、さらなる魅力を発信する目的で企画。オーディションは、市民活動でセンターを利用する地元出身の声優浅井響さんに相談した際、「豊橋が好きな人が声を担当したらどうか」との提案を受け、実現した。

 

 今回、元気いっぱいのウサギ「りん」▽魚が好きなネコ「にゃんじゃろう」▽さみしがり屋のオオカミ「ガブリエル」▽しっかり者のクマ「くまもと」-のマスコットを担当する声優を募集した。常にみんなを見守るブタ「くろぶー」は浅井さんが務める。

 

市内外の10~60代が挑戦

 

 この日、市内外から豊橋が好きな10代~60代の30人が参加した。センター長の吉田典子さんや浅井さん、きよさんらが審査員を務めた。参加者は用意された台本を見ながら、各マスコットの声を入れた後、募集したきっかけや豊橋の好きなところを話した。

 

 豊橋を盛り上げたいとの思いで挑戦した男性は「最初は緊張したけど、その後はリラックスした気持ちで臨めました」と話した。

 

 担当声優は今月中に決定し、9月28日のカリオンビルのイベントで発表する。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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