豊橋市中野町の「ユタカ自動車学校」のラッピングを施した豊橋鉄道市内線車両の運行が29日始まった。豊橋駅前電停で発車式が開かれた。
地域密着企業として豊橋の魅力を広く情報発信するとともに、市民に親しんでもらう。
ラッピング電車は、今月24日までグレー1色で運行していた「782号-GRAY-」の車両を使っている。コンセプトは「街になじみ、未来を乗せる」。街並みの景観に溶け込むように、深緑とクリームを基調としたデザインにした。また、ユタカ自動車学校のオリジナルキャラクター「ユタカ合体ロボ」を配置、子どもにも親しみやすくした。
発車式は学校を運営するユタカサービスグループの大塩啓太郎社長や豊橋鉄道の岩ケ谷光晴社長らが出席し、ラッピング電車の運行開始を祝った。大塩社長は「この機会に、市電と一緒に自動車学校のことも知ってもらえればうれしい」と笑顔で話した。
豊橋鉄道によるとラッピングを施した路面電車は14両運行している。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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