豊川市の観光の中心である豊川稲荷で2026年に午年開帳、30年に大開帳がある。これを官民あげて盛り上げようと、「豊川市おもてなし事業推進委員会」が設立されることになった。22日に設立総会を開く。
午年開帳は72年ぶりの開催で、大開帳は本殿建立100周年を記念する。御開帳を定期的にしている長野市の善光寺には奉賛会があり、官民あげて盛り上げている。長野の形を参考にして立ち上げる。事務局は豊川商工会議所が務める。
委員会には、豊川稲荷、県観光コンベンション局、豊川署、豊川市、市観光協会、市商店街連盟、NEXCO中日本、JR東海、名古屋鉄道、JAひまわり、砥鹿神社、豊川商工会議所など、多くの団体が加わる予定になっている。
委員長は豊川商議所の小野喜明会頭が就任する予定。小野会頭は「インフラの整備、広報PRなど、それぞれの団体がしっかりと活動して、御開帳を起爆剤にして、豊川市の観光振興を目指します。長野市では行政が重要な役割を果たしており、豊川市にも期待している」と述べ、「善光寺や伊勢神宮のように、全国の人が行ってみたい場所に豊川稲荷がなるようにプロデュースしていく」と決意を語った。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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