【蒲郡】「柔軟性の強化」など3本柱|商工会議所が市に要望

2025/10/02 00:00(公開)
要望書を鈴木市長に手渡す小澤会頭㊨=蒲郡市役所で

 蒲郡商工会議所は1日、蒲郡市に2026年度の各種施策事業の継続などを要望した。内容は昨年に続き「柔軟性の強化」「挑戦への支援」「連携の促進」の3項目。

 

 「柔軟性」は、労働安全衛生規則の改正に伴う暑熱リスク対応への支援として「遮熱設備、休憩所設置、給水設備、空調設備などの導入支援制度」の創設▽小規模事業者経営改善資金融資制度利子補給補助金の支給対象期間の延長▽観光地の景観維持のため、廃墟や放置施設の撤去に対する助成金制度の創設や保安設備の推進-など。 

 

 「挑戦」は、新設備投資に対する補助金や助成金制度の創設、固定資産税の減免▽中小企業者応援事業費補助金制度の拡充▽産地を越えたサプライチェーンの構築を促進するため、他産地企業との交流、マッチングの場の創設▽蒲郡駅北再開に伴う商店街振興の活性化支援―など。

 

 「連携」は、観光施設などを連絡するシェアモビリティ環境(電動モビリティ、自転車)の市内全体での整備▽夜の2次交通の充実化と、くるりんバス夜間運行の検討▽地域のオープンイノベーション促進のため、産学、産産連携やスタートアップなどとの業種を超えたアライアンスを促進する場の創出-など。 

 

 小澤素生会頭らが市役所を訪れ、鈴木寿明市長へ要望書を手渡した。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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