【蒲郡】幸願い七福神踊り|石山神社祭礼で保存会が奉納

2025/10/07 00:00(公開)

 蒲郡市清田町橋詰地区の住民でつくる「橋詰七福神保存会」は4、5の両日、町内の石山神社の祭礼で「七福神踊り」を奉納した。

 

 祭りは橋詰を含む町内4地区が集まり、蒲郡の郷土芸能「チャラボコ太鼓」の演奏や獅子舞などの神楽の披露、手筒花火の奉納が行われる。

 

 橋詰地区の七福神踊りは大正初期に始まったとされる。1959年の伊勢湾台風で途絶えたが、97年に住民有志が地域活性化などを目的に復活させた。

 

 この2日間は福禄寿、寿老人、恵比寿、大黒、布袋と、弁財天が化けた白狐の役の踊り手が、地区の集会所や神社境内で演奏担当による笛や太鼓のリズムに合わせ、つえや鈴、綱を使った踊りを披露した。

 

 踊りを見に名古屋市から訪れた男性会社員(46)は「地域が一体となった祭りが見られて楽しかった」と話した。

境内で七福神踊りを奉納する関係者=石山神社で
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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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