豊橋創造大学経営学部経営学科は14日、必修科目「会計学入門」の授業(税務会計)の一環として、名古屋国税局課税第二部次長の細井優清氏による特別講義を開いた。
社会の第一線で活躍する人の具体例から学ぶことで次世代のリーダー育成につなげようと積極的に企画している。今回は豊橋税務署に依頼し「税を考える週間」行事の一環として実現した。細井氏は1990年に名古屋国税局に入庁。同局課税第二部消費税課長、法人税課長などを歴任した。講義では「これからの社会に向かって」と題し、1年生を中心とした受講生51人を前に、税の仕組みや税務署の仕事、税の分類などについて説明。不正還付に関するビデオを流すなど、特に消費税について詳しく解説した。
貴重な機会とあって、学生たちは熱心に聴講した。経営学科の若原憲男准教授によると、学生から「国税専門官という職業が分かって良かった。挑戦してみたい」「税の役割や仕組みを理解できた」「税の大切さや意味が学べた」などの感想が寄せられたという。
購読残数: / 本
愛知県豊橋市生まれ。大学卒業後、校閲記者として入社。1年後に報道記者に転身した。2020年から報道部長。芸術、福祉、経済・奉仕団体などを担当する。趣味は、かなりジャンルに偏りのある読書と音楽鑑賞。思考のそっくりな一人娘と趣味を共有している。
週間ランキング
日付で探す