国土交通省中部地方整備局は、2026年度の関係予算配分の概要を発表した。東三河に関連する事業としては、設楽ダムの建設や国道23号バイパスの整備、三河港の改修などが盛り込まれ、地域の安全確保や持続的な経済成長に向けた取り組みが推進される。
河川関連では、設楽町で進められている設楽ダム建設事業に155億円が充てられ、引き続き本体工事や付替道路の工事などが実施される。また、豊根村などが事業箇所となる天竜川ダム再編事業には9億9000万円が配分され、治水関連施設や堆砂対策施設の設計、管理設備用道路工事などが行われる。さらに、豊川市の江島地区などにおける豊川金沢霞浸水被害対策などの豊川河川改修事業に5億9000万円、豊橋市と豊川市における豊川下流部地区の自然再生を図る豊川総合水系環境整備事業に4000万円がそれぞれ計上された。新城市作手高松柿平区域の事業間連携砂防等事業にも5000万円が配分されている。
道路関係では、国道23号の蒲郡バイパス(BP)に19億3000万円、豊橋BPに16億9000万円がそれぞれ配分され、物流の効率化などを支える。渋滞対策としては、官民連携による取り組みとして、豊橋市にある国道23号豊橋BPの前芝インターチェンジ交差点手前のオンランプ改良が予定されている。また、今後の道路調査として、浜松湖西豊橋道路の都市計画や環境アセスメントを進めるための詳細なルート・構造の検討が実施される。
港湾や海岸、公共施設における防災や老朽化対策も進められる。三河港神野地区の岸壁改良事業に3億9000万円、豊橋地方合同庁舎の建具やエレベーター設備などの改修に2億9000万円が充てられた。加えて、県が事業主体となる豊橋海岸杉山地区の1工区における津波対策緊急事業が今年度から新規に事業化され、2億円が配分されるなど、東三河のインフラ整備と防災・減災対策が着実に進められる体制となっている。
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1967年三重県生まれ。名古屋大学卒業後、毎日新聞社入社。編集デスク、学生新聞編集長を経て2020年退社。同年東愛知新聞入社、こよなく猫を愛し、地域猫活動の普及のための記事を数多く手掛ける。他に先の大戦に詳しい。遠距離通勤中。
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