打ち上げ花火大会と頼朝行列 豊橋祇園祭が閉幕

2026/07/20 00:00(公開)
豊橋の夏の夜空を彩る打ち上げ花火=豊川河畔一帯で
豊橋の夏の夜空を彩る打ち上げ花火=豊川河畔一帯で

 「豊橋祇園祭」は18日に前夜祭にあたる花火大会が、19日に子どもたちが源頼朝公らにふんして吉田神社の近隣を練り歩く頼朝行列があった。3日間にわたる祭りが閉幕した。

 

 花火大会は同市関屋町の吉田神社付近の豊川(とよがわ)河畔一帯で開かれた。約1万2000発が打ち上がり、夏の豊橋の夜を彩った。

 

 同時発射で盛大に咲くワイドスターマインや、音楽と一緒に打ち上げるミュージックスターマイン、大輪を咲かせる3~8号玉などの打ち上げ花火が夜空を彩った。「第39回豊橋市長杯8号玉花火コンクール」(東愛知新聞社など後援)も披露された。

 

 川手筒や、水面を走る金魚花火など、豊川に浮かべた台船から揚がる川舞台花火もあり、川面への美しい映り込みが桟敷席をはじめ観客を魅了した。

町内を練り歩く頼朝行列=豊橋市関屋町で
町内を練り歩く頼朝行列=豊橋市関屋町で

 頼朝行列は、巫女(みこ)による「浦安の舞」の奉納などが吉田神社境内で執り行われた例祭の後にあった。

 

 頼朝公が市内の普門寺に宿泊した際、家臣に吉田神社を参拝させたといういわれから、幼少の頼朝行列を再現している。みこしや悪霊を払うとされる「笹踊り」の踊り手の後ろに、源頼朝や武将にふんした児童が馬に乗って続く。

 

 保護者らが見守る中、行列は「獅子飾鉾(ししさかほこ)」を先頭に神社を出発。神社の氏子8町を練り歩いた。一緒にまんじゅうを配った。

 

 今回は市の無形民俗文化財に指定されたことを記念し、一部衣装や道具などを新調した。頼朝公役の水谷篤人さん(松葉小5)は、生地から作り直した新しい狩衣姿を披露した。

 

 鼻高面と小祢宜(ねぎ)は約100年ぶりに本来の姿で復活した。道祖神(猿田彦命)の役割を担い、神輿の先導を務める鼻高面役の牧大悟さん(八町小3)は、行列が関屋町の桟敷前を通る際、殿様を敬って行われていた「後ろ向きに歩く」という独特の所作も一部再現した。

 

 小祢宜役の伊藤舜悟さん(八町小4)と山中琥大郎さん(八町小3)は、行列に同行し、各町の会所前で鈴を振って清祓(きよはらい)を奉仕する重要な役割を担った。

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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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