ルーズリー15周年記念ベストアルバム発売

2016/11/24 00:00(公開)
CDを手にするルーズリーのメンバー=豊橋市内で
 豊橋発のロックバンド「LOOSELY(ルーズリー)」が今月、結成15周年を記念したベストアルバム「LOOSELY THE BEST」(トラストレコーズ)を発売した。全国デビューし、東三河の音楽シーンをけん引し続けてきたバンドの集大成となる一枚。
 ルーズリーは2001(平成13)年、ボーカル山口大悟さん(37)が就職を機に音楽をやめる節目として結成した1夜限りのバンドだった。音楽仲間だったドラム尾藤元昭さん(37)とベース浅井良典さん(37)の2人と共に組んだ即席バンドは、東海地区の音楽大会で見事優勝。2年後には、大手レコード会社からシングル「コバルト」でメジャーデビューを果たした。
 手掛けた曲は情報番組のエンディングほか、人気アニメの主題歌にも抜てき。その後、数回のレコード会社移籍と自主レーベル設立などを経た。現在は、メンバーそれぞれが豊橋市内でデザイン事務所やライブハウスの経営などに乗り出し、2足のわらじをはきながら年10回ほどのライブをこなしている。 
 初のベストは、メジャーデビューのきっかけとなった「花」をはじめ、インディーズ時代の楽曲「はじまりの詩」、将来への不安にもがく30代で制作した楽曲「PHOENIX」など、紆余(うよ)曲折を経た15年間を感じ取れる17曲を収録した。
 ルーズリーの楽曲はすべて3人がそれぞれで制作し、シンガーソングライターとしてライバルでもある。山口さんは「3人で作った最高傑作を、さらに上回るものを作り続けたい」と今後の目標を語る。
 尾藤さんは20周年に向け「自分がソングライターとして居続ける限り、一番いい形で聞いてもらえるルーズリーとして活動を続けたい」と話した。
 リリースを記念し、26日午後4時から、豊橋市三ノ輪町の「TSUTAYA三ノ輪店」でインストアライブを開催。12月2日には豊橋駅近くのライブハウス・クラブノットのステージにも立つ。
(飯塚雪)
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