桜町小で「まちづくり講座」

2016/12/14 00:00(公開)
模型を使ってまちをプロデュースする児童ら=桜町小学校で
 豊川市の桜町小学校(山田佳宏校長)で12日、市建設部都市計画課によるまちづくり出前講座が行われ、5年生児童53人が参加した。
 子どもたちはグループに分かれ、市が用意した発泡スチロール製の模型を使ってまちづくりに挑戦。海や川、山や道、線路や駅が記された土台に、民家やビル、店舗や公共施設、樹木などの模型を配置した。「会社の近くにはお店があった方がいいかな」「駅前が寂しいからゲームセンターを置こう」「小学校は歩くのが大変だから住宅街の近くにしよう」など、児童らは相談しながら進めた。
 また、途中で火災や台風などの災害に合わせたまちづくりの見直しも実施。各班に付き添った市職員も一緒に、グループごとに工夫した点なども発表した。
 海の近くに防波堤を置いた林莉帆さんは「学校が近いから、津波から安全を確保するために作った」。星川明璃さんは「子どもが移動しやすいように、学校と住宅街を近くにした」と説明した。
 ルールや目標によって成り立っているまちづくりに興味を持ってもらうため、市は要望に応じ、学校に出向いて講座を開いている。
(由本裕貴)
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