各種メッシュフィルターや高性能マスクの加工販売「くればぁ」(豊橋市下地町)が製造販売している防災用品「魔法のポケット」が、「第6回防災グッズ大賞2024」(災害防止研究所主催)の生活用品部門で優秀賞を獲得した。表彰式と展示会が今月上旬、東京ビッグサイトであった。
「非日常を、日常に」をコンセプトにしたグッズ。一つの商品で3種類の役割を果たす。日常は壁に掛けて小物や薬、防災用品を収容する「ウォールポケット」として。災害時は持ち出し用の「リュックサック」や雨対策の「ポンチョ」になる。アウトドアでも役立つ。ウォールポケットからポンチョなど、それぞれに切り替える時間は1分以内にできる。コンタクトレンズや常備薬など、いつもの暮らしに欠かせないものを入れておけば、災害時に忘れずに持ち出せる。
日常と、避難などが必要な非日常との境がなく両方で使えることなどが評価されたという。石橋衣理社長は「私たちの商品を目指して、展示会に来場してくれたバイヤーもいました。今後は介護施設や学校などとコラボし、それぞれの使い方にあった仕様の商品も作りたい」と話した。
賞は、優れた防災グッズを表彰し、災害への備えの必要性や自助意識の啓発を目的に2019年に創設された。これまでに吉野家、バンダイ、ワークマンなど大手企業の商品も受賞している。
1万9800円(税込み)。本社かECサイトで購入できる。問い合わせは、くればぁ(0532・51・4151)へ。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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