名鉄西尾・蒲郡線の利用促進大会

2019/11/10 00:00(公開)
活動報告をする愛知大学地域政策部の学生ら=西尾市立横須賀小学校で
 名鉄西尾・蒲郡線利用促進大会が9日、西尾市立横須賀小学校で開かれた。約300人が参加し、沿線にある蒲郡、西尾の両市立中学生、県立高校生が進学、通学に必要な路線であることを訴えたほか大学生が地域活動を提案した。
 同路線は名鉄西尾線の一部(西尾-吉良吉田区間)、蒲郡線全線(蒲郡-吉良吉田)の延長27・3㌔で乗客減のために路線存続が危ぶまれている。沿線の蒲郡、西尾の両市が財政支援し、運行は2020年度までの継続が決まっている。
 大会は沿線の蒲郡市民でつくる「市民まるごと赤い電車応援団」、西尾市民でつくる「西尾市名鉄西尾・蒲郡線応援団」で共同して主催した。
 蒲郡市立形原中学校2年の大嶽小春さんと星野航大さんは「友達や家族と乗って出かけるなどたくさんの思い出をつなぐ電車。みんなで魅力を伝えていけば走り続けてくれる」と思いを語った。
 県立蒲郡東高校2年の清水勇希さんはサイクルトレインや保護者同伴の際に小学生以下の運賃無料、運転の自動化をそれぞれ提案。「どれも費用がかかるものばかりだが、何にお金を使うのかを検討する必要がある」と分析し、「乗客を増やすには沿線地域のさらなる発展と、新たに観光産業との連携をとるのが良いのでは」と指摘した。
 愛知大学地域政策学部の学生有志らは蒲郡市内で生産される食用ホオズキを使ったスイーツを考案して蒲郡まつりで試食会を催したことを報告。「食用ほおずきでの産品づくりや御朱印ならぬ“御駅印”をつくってラリーをする」などを考えていることを発表した。
(安藤聡)
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