蒲郡竹島ふ頭に帆船「みらいへ」が寄港

2024/09/29 06:00(公開)
寄港した帆船「みらいへ」=竹島ふ頭で

 蒲郡市の竹島ふ頭に28日、一般人が自由に乗船できる日本で唯一の帆船「みらいへ」が寄港した。

 

 NPO法人「ゼリ・ジャパン」が保有する全長52・16㍍の航海練習船。セールトレーニングや海洋環境学習の体験活動をしながら、多くの人が環境問題を考えるきっかけにつなげている。

 蒲郡には2016年、20年に寄港している。今回は、市制施行70周年記念の企画だ。

 この日、午前中は一般公開された。訪れた人は船中で記念撮影や木製のかじに触れるなどをして楽しんだ。市内在住の鈴木楓さん(8)と弟の椋真さん(4)は「楽しかった」と話した。

船内に設置した木製のかじに触れる子ども

特別ライトアップも

 

 また、午後からは市民120人を対象に操舵ができる体験航海を開いた。夜には特別ライトアップをした。

 29日は午前10時から正午まで一般公開する。午後1~3時は60人対象の帆の揚げ下ろし体験を、同3時半~同4時半は40人対象で船首から前方へ伸びている棒「バウスプリット」を渡る体験会を開く。いずれも当日受け付け。

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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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