豊橋東陽中生徒がパラリンピック種目体験

2020/12/12 00:00(公開)
目隠しをしてボールを投げる生徒
目隠しをしてボールを投げる生徒
 豊橋市立東陽中学校で11日、パラリンピック正式種目、ゴールボールの体験授業があった。1年生らが授業を受け、目を隠してのプレーを戸惑いながらも楽しんだ。
 1チーム3人のゲーム。選手全員が目隠しして、鈴が入ったボールを転がして相手ゴールを狙う。視覚障害者向けスポーツで第二次世界大戦で目を負傷した軍人のリハビリのため考案された。2019年4月には東京2020パラリンピックに向けて、リトアニア代表選手らが市内でトレーニングキャンプをした。
 最初に生徒は手ぬぐいで目隠しし、床に敷かれたひもを頼りに、まっすぐ歩く体験をした。おぼつかない足取りで進み、足先がひもを踏み外すと「あれ、どこ?」と戸惑っていた。
 ゲームでは、コートに立った生徒らの前に、鈴入りボールが投じられると、守備側の生徒はボールを止めようと、音を頼りに手足を動かした。
 市「スポーツのまちづくり課」は「ゴールボールのようなスポーツを知って体験することで、ルールや仕組みを工夫すれば障害の有無にかかわらず楽しめることを知ってもらえれば」と話した。
【岸侑輝】
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