女子のTボールチーム 汐田ブルースカイズ健闘

　豊橋市立汐田小学校で12、13の両日、「第27回Ｔボール雪だるま杯」があった。全42チームが出場した。同小の児童らでつくる「汐田ブルースカイズ」から市内初となる女子チームが出場し、健闘を見せた。豊橋少年軟式野球連盟主催。
　Ｔボールは野球・ソフトボールに似た球技。アウトによる攻守交替がなく、攻撃側の全員が一巡または定数の打撃が終了した際に交代となる。投手はなく、打者はバッティングティーの上に置かれたボールを打つなどの違いがある。
　汐田ブルースカイズ女子チームは、全員が４年生までの女子。チーム総括の松本昭二さんは「部活動がなくなると、女の子の運動離れがさらに進んでしまう」と危惧する。子どもたちの間で進む野球離れにも触れ「まずは簡単なルールで楽しんでほしい」と話した。
　女子選手は男子に負けじと思い思いにバットを振ってボールを打ち、ボールを捕ったり捕られたりを楽しんだ。勢いよくボールを飛ばした子へ「走って走って！」と声をかける姿もあった。
【岸侑輝】