田原の旅館・玉川が女湯をリニューアル

2021/01/24 00:00(公開)
旅館「玉川」外観
旅館「玉川」外観
 田原市福江町中紺屋瀬古の旅館「玉川」(石井龍介代表)が女湯をリニューアルして営業している。
 改装された浴槽は縦2・8㍍、横1・5㍍。濡れても滑りにくいという秋田県大館市比内町産の「十和田石」が使われている。改装前のレトロなタイル張りから、落ち着きのある今風へと変わった。合わせて露天風呂も新設し、脱衣所も一新した。
 玉川は1918年に鰻(うなぎ)屋として創業。70年から旅館業を始めた。2018年に男湯をリニューアルし、木目調で落ち着きのある空間となっている。アンケートの結果、家族連れやカップルから、女湯も改装してほしいと要望が寄せられていた。
 石井代表は「おいしい三河の海の幸と合わせ、宿泊の際には新しいお風呂をお楽しみください」と話した。
 また、田原市で進められている温泉を利用した地域活性化計画に合わせ、22年4月からは温泉を利用できるようにしたいという。日帰り入浴はしていない。
【岸侑輝】
リニューアルされた女湯
リニューアルされた女湯
女湯の脱衣所なども一新
女湯の脱衣所なども一新
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