田原市特産のスイートピー出荷が本格化している。県内1位の生産量を誇る。スイートピー出荷連合会の小久保禮次さん(56)=田原市堀切町=は「卒業式や入学式のお祝い品として飾ってください」とアピールした。
原産地はイタリア。花言葉は「門出」「優しい思い出」で、旅立ちや新生活を迎える式典に欠かせない花だ。
出荷連合会は1988年に研究会として始まり、95年に発足した。厳しい出荷基準による高品質を売り物にする。通常2週間程度が、1カ月も日持ちするのも強み。ピンク、白、ラベンダーなど25種類の豊富な花色がある。
小久保さんはハウス栽培しており、息子の拓生さん(34)、妻、母、パートの計6人で生産する。年間出荷量は約30万本。最盛期は2月下旬頃から3月中旬だ。主な出荷先は仙台、東京、名古屋、大阪など。
植え付け本数を制限し1本1本丁寧に栽培する。また、スイートピーは低温の方が高品質となるため空調設備を導入している。今年は秋口が暖かいことで影響が出たが、品質はお墨付きだ。
【林大二朗】