文化やルールを動画で紹介 転入外国人市民向けに豊川市

2021/02/25 00:00(公開)
ポルトガル語によるごみ出しルールの説明
 豊川市は昨年3月に策定した「第3次豊川市多文化共生推進プラン(2020-2024)」に基づき、転入外国人市民が安心して暮らせるよう、日本文化の特徴や生活のルールなどを7言語でまとめた動画7本を市のホームページ上で公開した。市民協働国際課の窓口でも放映している。
 7本は各3分程度。「豊川市に住む外国人のための暮らしの情報」として①生活のルール・習慣のちがい②災害・緊急時について③健康について④税金・労働保険について⑤町内会について⑥日本語教室について⑦年金・福祉について-のタイトルにまとめた。
 対応言語は日本語のほか、ポルトガル語、スペイン語、英語、中国語、ベトナム語、インドネシア語。各国語のナレーションと字幕が流れる。
 市によると、市内に住む外国人は昨年4月1日現在で6849人。3年間で約1500人増えた。人口比では2017年の2・92%から20年には3・72%と0・8ポイント増えている。出身国は、ブラジルやベトナム、中国などで48の国と地域の人が暮らしているという。
 また市民協働国際課は、市中央図書館とコラボして、図書館のエントランスホールで「共に暮らしやすいまちに~多文化共生のまちづくり展」を開催中。外国語の絵本をはじめ、「やさしい日本語」に関する書籍、諸外国の言語の入門編などが並んでいる。
【山田一晶】
中国語による「健康」をテーマにした動画
企画展「多文化共生まちづくり展」=豊川市中央図書館で
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

光生会 蒲郡信用金庫 虹の森 さわらび会 住まいLOVE不動産 藤城建設 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国