豊橋で福祉と介護就職フェア

2021/06/22 00:00(公開)
ブースで面談を受ける来場者=ロワジールホテル豊橋で
ブースで面談を受ける来場者=ロワジールホテル豊橋で
豊橋市藤沢町の「ロワジールホテル豊橋」で20日、福祉と介護の就職総合フェアがあった。就職を希望する学生や職場を探す有資格者が訪れ、面談や情報収集した。主催は市社会福祉協議会など。
 豊橋を中心に東三河の社会福祉法人など約40社が会場にブースを構えた。エントリーシートの記入などを済ませた人が、ブースを回って人事担当者などと面談。現場の話や必要な資格、進路などに関し相談した。豊橋市在住の男性は「売り手市場だからこそ、いい職場を選びたい」と話した。「継続したキャリアを積みたくて福祉の仕事に興味を持った。就職のためにはどうすればいいのか聞きたい」という転職希望の男性や「将来の職場探しのため情報収集がしたい」という学生もいた。
 児童福祉施設「豊橋ひかり乳児院」や障害児福祉施設「豊橋ゆたか学園」などを運営する高師町の「豊橋市福祉事業会」は「厳しい人材不足の中、なんとか回している。転属が多くなるが、いろいろ経験したい人にはお勧め」と話した。障害者支援施設「ホタルの郷」などを運営する豊川市足山田町の「としなが福祉会」は「コロナ禍のため、見学に来てくれる人に施設の中を見てもらうのが難しい」と語った。
 県社会福祉協議会の福祉人材センターによると、景気に影響されにくい福祉分野の仕事は有効求人倍率が年々落ち着く傾向にあるが、依然として職場環境は厳しく、マイナスイメージを持たれているという。
【岸侑輝】
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