豊橋市内3大学が職域接種へ

2021/07/01 00:02(公開)
豊橋キャンパスでも職域接種実施を明らかにした愛知大学=豊橋市町畑町で
豊橋キャンパスでも職域接種実施を明らかにした愛知大学=豊橋市町畑町で
 新型コロナワクチンの職域接種について、豊橋市内の3大学は厚生労働省へ申請を済ませた。接種へ弾みがつくと期待が集まる一方、使用するモデルナ製ワクチンの供給量が追い付かないことから25日に申請受け付けが中止された。各大学とも詳細公表には慎重な姿勢だ。
 愛知大学(本部名古屋市)は、名古屋キャンパス(中村区)と豊橋キャンパス(町畑町)で8月初旬から9月初旬まで実施を予定する。学生と教職員ら学内の希望者に加え、地元自治体との連携で地域住民の接種も検討中。接種日程や規模など詳細は後日改めて公表する。
 豊橋創造大学(牛川町)は、保健医療学部など医療系の専攻があり、専任教員に医師や看護師ら医療従事者ががそろう。医学部を持たない多くの大学と違い、ワクチンの打ち手の確保は比較的円滑に進んだという。
 職域接種は連休などを利用し、期間限定での実施を予定している。他大学と同じく学内と地域住民が対象だが、ここ数日の国の動きを踏まえ、関係者への周知にも慎重になったという。
 大学広報担当は「ワクチン供給が不透明な状況でも準備は進めないといけない。現状では、学生や保護者らに詳細を伝えられない」と説明した。
 豊橋技術科学大学は25日の定例記者会見で申請したことを発表した。
【加藤広宣】
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