豊橋まちなか会議が新ビジョン発表

2021/10/25 00:00(公開)
広場の来場者にビジョンを示す会議メンバー=エムキャンパスで
広場の来場者にビジョンを示す会議メンバー=エムキャンパスで
 豊橋市中心街のにぎわいづくりに取り組む「豊橋まちなか会議」は24日、駅前大通2の再開発ビル「エムキャンパス」前で「駅前大通地区まちづくりビジョン」の発表会を開いた。隣接するまちなか広場の来場者に3年間で実施するアクションプランを説明した。
 ビジョンは2011年に作成したが、周辺の再開発に伴う環境変化を踏まえて3年間かけて改訂した。この日はビル玄関前のピロティーで映像を使って説明した。
 新ビジョンは市名にちなんで「豊かな橋を架けるまち」をコンセプトとした。まちなかの快適性や自律性などを掲げた三つの目標像に、九つのシナリオと25の具体的なテーマを設けた。再開発ビルに隣接する水上ビルの活性化と継承をテーマにした取り組みもある。
 同時に向こう3年間の指針となる「アクションプラン2024」で「学生」「拠点」「リノベーション」「公共空間」の4分野で14プロジェクトを掲げた。
 学生向けのシェアハウスなどを整える住宅供給のほか、空き家や空き店舗の活用、新しい形の自治会づくりなどハードとソフトの両面で利用者や住人が主体的に降り組むという。
 会議事務局の小川直哉さんは「まちなかの様子は時間とともに変わるため、将来的な状況を踏まえた改訂で最適なものをつくりたい」と説く。
【加藤広宣】
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