豊橋で「530のまち環境フェスタ」

2021/11/07 00:02(公開)
「ゼロカーボンシティ」を宣言する浅井市長と530運動環境協議会の匹田雅久会長㊧=自然史博物館で
「ゼロカーボンシティ」を宣言する浅井市長と530運動環境協議会の匹田雅久会長㊧=自然史博物館で
 豊橋市と「530(ごみゼロ)運動環境協議会」は6日、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で「530のまち環境フェスタ」を開いた。自然史博物館で開いた式典で、浅井由崇市長が二酸化炭素(Co2)の排出削減目標を掲げた「ゼロカーボンシティ」を宣言した。園内では各種イベントを通じて、ごみ削減や地球温暖化など環境問題について学んだ。

豊橋市が脱炭素宣言

 ゼロカーボンシティ宣言は、環境省の呼び掛けで全国の自治体が2050年までにCO2排出量が実質ゼロとなる「カーボンニュートラル」の実現を目指す。10月末で都道府県を含む479自治体が宣言し、豊橋は東三河で蒲郡市と田原市に次ぐ宣言都市となった。
 浅井市長は「気候変動に伴う自然災害は激しさを増し、海洋プラスチックなどのごみが生物多様性を脅かしている。豊橋市は530運動発祥の地として宣言実現に取り組みたい」とした。
 式典ではほかに「530のまちポスターコンクール」などの表彰式、温暖化や生物多様性をテーマにした講演なども開いた。野鳥で分かる環境変化など趣向を凝らした対談もあった。
 屋外では市のごみ収集車の試乗やミニカーの運転体験、環境にまつわるミュージカルなどを催した。屋台やキッチンカーでは、食器を1枚100円の預り制で貸し出したほか、アイスクリームなどに使うウエハースで作った「食べられる食器」で料理を提供。排出ごみを抑える取り組みとしてPRした。
【加藤広宣】
食べられる食器で「530(ごみゼロ)」もアピールした
食べられる食器で「530(ごみゼロ)」もアピールした
ミュージカルで環境を学んだ
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