元卓球日本代表の松下さんが豊橋ふるさと大使へ

　豊橋市は25日、市内出身で元卓球日本代表の松下浩二さん（54）が「豊橋ふるさと大使」に就くと発表した。２月５日に市内で開かれる国内プロリーグ「ノジマＴリーグ２０２１－２０２２」の会場で委嘱式を開く。松下さんの就任でふるさと大使は17人、スポーツ界では３人目となる。
　市立青陵中学校、桜丘高校を経て大学と社会人で活躍した。現役時代はカットマンで鳴らし、全日本選手権シングルス４連覇や五輪は４大会連続で出場した。96年アトランタ大会では男子ダブルス５位入賞。引退後は卓球用具会社を経営する傍ら、Ｔリーグ初代チェアマンを経て現在はアンバサダー。
　委嘱式は市総合体育館で開き、浅井由崇市長が委嘱状を手渡す。会場では同日から３日間、Ｔリーグ「トップおとめピンポンズ名古屋」のホーム戦を実施する。
　豊橋市ふるさと大使は１９９９年創設、スポーツ界からは大相撲の山分喬喜親方（元前頭武雄山）とプロフィギュアスケーターの鈴木明子さんに続き３人目。
【加藤広宣】