児童文学者の松岡さん追悼コーナー

2022/02/03 00:00(公開)
松岡享子追悼コーナーを紹介する職員=豊橋市中央図書館で
松岡享子追悼コーナーを紹介する職員=豊橋市中央図書館で
 豊橋市中央図書館は、マイケル・ボンド作「くまのパディントン」シリーズやディック・ブルーナの「うさこちゃん」シリーズの翻訳などで知られ、1月25日に86歳で死去した児童文学者、松岡享子さんの追悼コーナーを児童室に設けた。
 松岡さんは1935年神戸市出身。神戸女学院大文学部英文学科、慶応大文学部図書館学科を経て渡米。ウエスタンミシガン大学大学院で図書館学を学んだ。74年に東京子ども図書館を設立し、40年以上にわたって理事長を務めた。
 追悼コーナーには両シリーズのほか、ロジャー・デュボアザン「がちょうのペチューニア」シリーズ、ベバリイ・クリアリー「ゆかいなヘンリーくん」などの翻訳本に加え、「とこちゃんはどこ」「じゃんけんのすきな女の子」「うれしいさんかなしいさん」といった子ども向けの著書、絵本選びや読み聞かせの方法を説く大人向け書籍「えほんのせかいこどものせかい」など計60冊を用意した。
 「くまのパディントン」は早速貸出中になった。「うさこちゃん」シリーズはページ数が少ないため、その場で読んでいく親子連れが多い。コーナーの設置は24日まで。
【田中博子】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

さわらび会 藤城建設 住まいLOVE不動産 虹の森 光生会 蒲郡信用金庫
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国