豊橋の牟呂八幡社で「ええじゃないかお札まき」

2022/07/10 00:00(公開)
幕末の「ええじゃないか」を再現したお札まき=牟呂八幡社で
幕末の「ええじゃないか」を再現したお札まき=牟呂八幡社で
 幕末に起こった民衆運動「ええじゃないか」を再現する「ええじゃないかお札まき」が9日、発祥の地とされる豊橋市牟呂町の牟呂八幡社で3年ぶりに開かれた。約500人の地域住民らが訪れ盛り上がった。
 1867(慶応3)年7月、牟呂八幡社に伊勢神宮のお札が舞い降りたのを契機に、村中が臨時の祭礼を開き、民衆が「ええじゃないか」と口々に唱えて乱舞した。この運動が全国へ広がり、奇抜な仮装をして人々が集った様子は狂乱的だったと伝わる。
 豊橋商工会議所青年部は、2004年から「ええじゃないか豊橋」を合言葉にしたシティープロモーションを開始。お札まきもその一環として、新型コロナウイルス禍で中止した期間を除き毎年開いている。
 青年部の約100人が訪れ、やぐらの上や境内から札をまき、大勢が拾った。風船の中に札を入れて割り、空から札が舞ってくる様子を再現する場面もあった。また牟呂小学校6年生84人による創作ダンスの披露があり盛り上がった。
【竹下貴信】
創作ダンスを披露する牟呂小の児童たち
創作ダンスを披露する牟呂小の児童たち
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