フェニックス、米ハーバード大と業務提携

2022/07/15 00:02(公開)
オンライン会見するクレイマー教授㊨と秦GM
オンライン会見するクレイマー教授㊨と秦GM
 プロバスケットボール「三遠ネオフェニックス」は14日、米・ハーバード大学とスポーツ分析学分野で業務提携を結ぶと発表した。試合の映像や選手の競技データ解析などで協力する。東三河や静岡県西部の学校などと交流も進める。同大学と連携するのはBリーグのクラブでは初という。
 フェニックスは6月、元「千葉ジェッツふなばし」の牛尾信介氏が社長に就任した。チームのヘッドコーチに大野篤史氏が就くなど、選手とスタッフ9人が千葉から移籍した。
 記者会見はオンラインで開かれた。牛尾社長は「チーム強化のために有益で、地域と交流を深めることで相乗効果が期待できる」と提携の理由を述べた。選手のシュート回数や成功率、疲労度など、試合や日常生活のデータを、大学のノウハウによって分析する。
 米・ボストンの大学で会見した、経済学部のジャッド・クレイマー教授は「牛尾社長のビジョンに共感した。私たちの研究チームで分析を手伝う」と語った。現地を訪れたゼネラルマネジャーの秦アンディ英之氏は「本拠地試合で『ハーバードデー』なども開催したい」と話した。
 ヘッドビデオアナリストとして千葉から移籍した木村和希氏は「ハーバードの分析手法を学び、チームの勝利に生かしたい」と述べた。
【安藤聡】
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